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いじめに苦しんでいる貴方へ…【かがみの孤城】2018年本屋大賞受賞作品

本書を読んで、私が一番伝えたい事

 

【逃げじゃない。戦略的撤退なだけ。】

 

 

2021年3月初版発行と、比較的最近発売された本書(ブログ投稿日起算)。

 

元々、2017年5月に、ハードカバー版が刊行されており、2018年に本屋大賞を受賞したりと、人気の本なので、思わず手に取って読んでみました。

 

ミーハーですみません。

 

本記事の内容

 

内容簡潔まとめ

『なるほど』ポイント

私なりの考え方。

エンドトーーーーーーク!!  

 

 

内容を簡潔にまとめると

 

このお話は、文庫版だと上下巻が出ており、物語が気になり過ぎてあっという間に読み終える事ができました。

 

没入感が凄いと言うか、どんどん引き込まれて行くんですよね…

 

本書を読んだ方同士の考察座談会なんかできたら盛り上がるんだろうなぁ…

 

本書の内容ですが(勿論核心に迫るようなネタバレは無いです)、主人公はいじめを受けて不登校になっている、こころさんと言う中学生の女の子。

 

ひょんな事から自室に置いてある鏡が光り出し、そこに触れてみると、波紋のように波打ち、なんと中に入る事が出来たんです!!

 

すかさず、自宅の鏡をチェックしてみました。

 

そこでは、同じ位の年齢の男女がこころさんを含めて7人。

 

鏡の中の世界では、大きな城がそびえ立っており、この世界の住人らしき狼の面をした女の子がやって来て、このように説明してくれます。

 

この城の中にある鍵を探し出し、それを使って願いの間の扉を開けると、何でも好きな願いを叶える事ができる

 

但し、願いを叶えられるのは7人いる中の1人だけ

 

 

まさかのバトロワ形式!!??

 

しかも、一度願いを叶える。若しくは、期限が来てしまうと、鏡の世界は封鎖されてしまう。

 

果たして、願いの行方は…!!?

 

ラストは予想だにしない展開が貴方を待ち受ける事…間違い無し!!!

 

と言う感じです。

 

何だかありきたりな締め言葉ですみません。

 

それでは、本日も参りましょう!!

 

 

『なるほど』ポイント

 

個人的に参考になった所は数多いです。非常に多くて紹介しきれないのが悔やまれますが、その中の一部を引用しますね!

 

闘おう、とお母さんが言った。その声が震えていた。「長い闘いになるかもしれないけど、闘おう。頑張ろう、こころ」

出典: 題名[かがみの孤城 (上)(下)],発行所[株式会社 ポプラ社],著者[辻村深月],2021年3月5日第1刷発行

 

そして、もう一つ…

 

先生が言った。「こころちゃんが頑張っているの、お母さんも、私もわかってる。闘わないで、自分がしたいことだけ考えてみて。もう闘わなくてもいいよ」

出典: 題名[かがみの孤城 (上)(下)],発行所[株式会社 ポプラ社],著者[辻村深月],2021年3月5日第1刷発行

 

実際はもっと多いんですよ?!

 

この2つに関して…私なりの考えを話したいと思います!!

 

少しでも参考になると嬉しさで飛び跳ねます(多分…)

 

 

私なりの考え

 

今回は、あまり物語の核心に触れないように、文面を選ばせていただきました。

 

内容紹介の時と同じですね…

 

今回の2つの文面。1つ目は、主人公こころさんのお母さんの言葉。

 

2つ目は、フリースクールの先生の言葉。

 

『闘う』『闘わない』

 

 

相反する言葉に思えますが、実は『闘わない』事も『闘い』ではないかと…

 

何言ってるんだ?って感じがしますよね…??

 

まず、こころさんのお母さんが話してくれた『闘おう』と言う言葉。

 

闘おう、とお母さんが言った。その声が震えていた。「長い闘いになるかもしれないけど、闘おう。頑張ろう、こころ」

出典: 題名[かがみの孤城 (上)(下)],発行所[株式会社 ポプラ社],著者[辻村深月],2021年3月5日第1刷発行

 

いじめを受けている状況は過酷で辛いけれど、一緒に味方になってくれる…嬉しいですよね。

 

本書内では、こころさんのお母さんが、担任の先生といじめの実態について熱く話してくれています

 

立派な闘いですよね。

 

我が子の置かれている状況を親身になって聞き、信じて助けてくれる。親とはそのような存在であって欲しいと願っています。

 

 

続きまして二つ目です!!

 

先生が言った。「こころちゃんが頑張っているの、お母さんも、私もわかってる。闘わないで、自分がしたいことだけ考えてみて。もう闘わなくてもいいよ」

出典: 題名[かがみの孤城 (上)(下)],発行所[株式会社 ポプラ社],著者[辻村深月],2021年3月5日第1刷発行

 

こちらは、フリースクールの先生の言葉。です

 

前者のお母さんの言葉を否定する訳ではなく、辛い状況において、あえて立ち向かわずとも環境を変える(通う学校を変える等)。

 

と言う選択肢もあるんだよ…と言う内容です。

 

ですが、実際に環境を変えると言う事は、そう簡単な事では無いですよね?

 

そして、厳しい言い方かもしれませんが、変えた先でまたどうなるのか?

 

そこは実際に行ってみないとわからない

 

だから、ここで言う『闘わない』と言う選択肢も、ある意味不安や恐怖と『闘っている』と思うんです。

 

決して逃げている訳ではない。

 

よく…逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!なんて有名なセリフがありますが、あの場面もちゃんと『闘っている』と思うんです。

 

自身の命と世間体を天秤にかけて

 

そんな生易しいものでは無いかもしれませんが…

 

つまり、どのような選択においても自身との『闘い』はあると思うんです。

 

 

身に付けている世間体というウェイトをもう少しだけ軽くして物事を考えられる様になると、少しは楽になるのかもしれません。

 

 

エンドトーーーク!!

 

皆さんは、学校と言う言葉を聞いて、どのようなイメージをお持ちですか?

 

私は小学校に行く時、不安や緊張で、お腹が痛くなっていた時期がありました

 

特に休み明けの月曜日ですね。

 

ある程度大人になった今、正直私が学校に持つイメージって…

 

学校=いじめがあるのではないか。

 

が気持ちの大半を占めてしまっています。

 

本来なら、新しい友達を作ったり、クラブ活動、文化祭、運動会、勉強等、楽しい事は事は沢山あるはずなんですけどね。

 

テレビ等でも、いじめが原因のいたたまれない事件が報道されたり、益々不安が助長されている様な気がしています。

 

何故、そのイメージを持ってしまうのでしょうか?

 

勿論、前述の報道のインパクト等もありますが、自身や知人の体験から来る事の方が大きい様に感じています

 

もし、私が過去の自分に会えるとしたら、こう話したいです。

 

相手には気持ちの余裕が無いと思います。

滲み出る嫉妬心を飼い慣らせていないのではないか?

相手に勝てなくても良いんです。負けなければ。

 

だから、自分をもっと大切にして欲しい

 

幸せな道を歩む為に、この世に産まれて来たんですから。

 

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